下は、1ヶ月前くらいの記事です。
ディープラーニングって、人工知能と機械学習とは何が違うの?
この記事で、
ディープラーニングは機械学習の一種で、
機械学習は人工知能の一種である。
と説明しました。
今までは時間を割いて、
ディープラーニング以外の機械学習について
の勉強をしていました。
数式とかが大量に出てきて疲れました。
ひと休みしましょう。
人工知能の一種が機械学習
ってことは、
機械学習以外にも
人工知能と呼ばれるものがあります。
詳しく見ていきましょう。
花形だけじゃないんだよ
今やディープラーニングが花形になってしまい
人工知能=ディープラーニング
みたくなってます。
なんでもディープラーニングを使う
みたいな風潮ですが、少し待ってください。
目的はなんですか?
ディープラーニングを使うことが
目的ではないハズです。
問題が解決されるのが目的です。
より簡単な手法で解ける問題もあります。
それをわかるようになることは
遠回りに見えて、近道になるでしょう。
さて、
話が少々それてしまいました。
機械学習以外の人工知能
の話に戻りましょうか。
どんなのがある?
今は第三次AIブームと呼ばれる時代です。
第一次と第二次については、
どんなことがあって
なぜ終わったのか
をざっくりと説明しました。
第二次AIブームのキーワード
覚えているでしょうか?
そう!!!
ぽぉぉーーーーん
エキスパートシステムですね
これは機械学習ではありません。
人工知能ではあるけれども、機械学習ではない。
ここは、勘違いしやすいです。
機械学習では、
人間がいちいちプログラムを
書き換えなくても学習してくれる
とゆーのが大事なんです。
しかし、
エキスパートシステムでは
人間がコンピュータに知識を教えます。(ここでの「教える」とはプログラムを書き換えることです)
例えば、
病院で使われるエキスパートシステムなら
新型インフルエンザが流行ると、
その特徴を人間がコンピュータに追加で教えます。
要するに、新しい病気が発見されると
教え続けなければなりません。
毎回、人間がプログラムを書き換えるので
機械学習ではありません。
でも、人工知能なんですよ。これ重要(笑)
頭が混乱してるでしょうか?
僕も勉強するまでは同じだと思ってました。
ゆっくりでも理解できればOK牧場
おわりに
重要なことをまとめます。
機械学習では、
人間がプログラムを書き換えることなく
コンピュータが学習できるようにします。
第二次AIブームで流行った
エキスパートシステムは
機械学習ではありません。
でも、人工知能とは呼びます。
例えば、部屋の温度が30度以上になったら
自動で冷房のスイッチがオンになり
室温を27度にしてくれる。というエアコンは
機械学習とは呼べませんが、人工知能とは言えます。
最後に1番重要なこと!
ディープラーニングを使わなくても
解ける問題は多く存在します。
流行っているからと言って、AIだ!AIだ!
というのは間違っていることが多いかもしれません。
機械学習以外の人工知能について知ることで、機械学習についても理解が深まったハズ
おーわり