ソフトバンク孫正義「AIを世界一活用する企業に」

「AIを世界一活用する企業に」と題されたプレゼン動画

僕が気になった部分の要約

危ないからと、電気を使っていない人たち、自動車を使わない人達がいる。国で比較したときにどれくらいのGDPの差になっているか一目瞭然。チャットGPTも少なからずハレーションはあるよ。でも、医師試験、司法試験乗り越えてるよ。数学も物理もめっちゃできる。そんな人間はほとんどいないでしょ。最近はソフトバンクの役員と話すより勉強になるからね。

孫正義さんが「最近はうちの役員と話しているより勉強になる」と冗談交じりで発言しました。会場はめっちゃウケていました。彼らよりチャットGPTと会話しているほうがコストも安いからね、とも発言。両方とも冗談交じりに言っていましたが、内心はどう思っているのか…

インターネット企業は広告と小売りを変革した。日本とアメリカそれぞれのGDPの内、広告は1%、小売りは6%くらい。ここを置き換えたにすぎない。AGIであれば全ての産業を改革できる。

Googleが乗っ取った広告業界。Amazonが乗っ取った小売業界。あくまでもそれぞれGDPで換算するとごく一部だ。この1時間のプレゼンでの熱意から明らかなように、孫さんはAIで全ての産業を改革するつもりでいる。しかも本気だ。

自転車の画像を見せたらどこをどう直せばその故障が治るかを指摘してくれる。しかもどの部品どの工具で直せばいいのかもAIが指定してくれる。

自転車の画像を見せればどの部分が壊れていてどのように直せばいいのかを人間の言葉で説明してくれる。AIはここまで発展している。これには正直めちゃめちゃ驚いた。何百ページもある分厚いマニュアルや何十年もかけて身につけた技術も必要がなくなってしまう分野がいくつも出てくるだろう。我々が最高の頭脳だと思っていた将棋の棋士がAIに勝てなくなってしまってしばらく経つ。医療の分野が全てAIに置き換わることは不可能だと思うが、ほとんどの判断をAIに頼る患者が多数出てきても驚きはしないだろう。セカンドオピニオンとしてAIを利用する患者はますます増えると思う。

ふわっと感じた医療介護への応用

介護現場でも応用ができると思う。特に医療の分野。どういう傷の時どういう怪我の時にどのような薬や治療法、処置をすればいいのかAIが教えてくれる。介護の仕方もそうかもしれない。色んな利用者さんがいて、どのような対応をすればいいのか悩む時がある。その時は全てAIに聞いて答えてくれる。割と面白い変革なんじゃないか。